クラシックファッション好きがスーツの歴史を分かりやすく解説!!【スーツの基本を学ぼう!】

スーツ

 

このブログをお読みの方は

 

お悩み
  • スーツの歴史が知りたい
  • スーツの基本を知りたい

 

など、スーツの歴史や基本的な知識について知りたい方だと思います。

 

そのような人のために

 

クラシックファッション好きで

 

これらスーツに関する様々な書籍を読んだ私が

 

 

 

 

スーツの歴史について分かりやすく解説致します。

 

スーツの起源からスーツが誕生してから現在まで

 

どのように「進化」「変化」をしてきたか年代別に分かりやすくご説明致します。

 

また、複数の書籍を読み、それらをまとめた内容になりますので

 

情報の信憑性も高いと思います。

 

是非、最後までご覧ください。

 

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そもそもスーツの起源って?

 

まず、スーツの歴史を詳しくお話する前に

 

簡単にスーツの起源と歴史をご説明致します。

 

そもそもスーツの起源は

 

「ラウンジ・スーツ」というのが起源とされています。

 

引用:http://rrr00129.blogspot.com/2011/11/coming-soon.html

 

誕生当時は、まだ現在のスーツと似ても似つかない部分がありますね。

 

ですが、その後、時代背景や国柄など様々な影響を受け

 

時代と共に変化していき、現在のスーツの形状に至ります。

 

以降で、詳しくご説明していきますが

 

  • 「ラウンジ・スーツ」は、どうやって誕生したのか
  • 「ラウンジ・スーツ」から「スーツ」へどうやって変化したのか
  • スーツが誕生してから、どのように形状は変化していったのか

 

という部分に着目すると、理解しやすいかと思います。

 

それでは、「ラウンジ・スーツ」の起源から今日に至るまでの、スーツの歴史を解説していきます!

 

スーツの歴史~1840年代終盤~

 

この頃は、スーツの原点が登場する前の年代です。

 

この時代は、今の感覚とは異なりジャケット、パンツ、ベストは別色、別柄、別素材で組み合わせるのが、ある程度身分や地位がある人のマナーに適した身嗜みとされていました。

 

引用:https://www.hisour.com/ja/mens-fashion-in-1840s-32876/

 

引用:https://www.hisour.com/ja/mens-fashion-in-1830s-32791/

 

全て異なる組み合わせにする事で、裕福さを表していたそうです。

 

形状も今と異なり、モーニングやフロックコートのように、ジャケットは膝丈くらいありました。

 

引用:Wikipedia

 

そんな中、男性同士が気軽に話をする場(ラウンジルーム)で

 

これら着丈の長いジャケットを着ていてはリラックスできない!

 

という話になりました。

 

そこで誕生したのが

 

丈の長さが短い、現在のスーツの超起源である「ラウンジ・ジャケット」です。

 

 

スーツの歴史~19世紀後半~

 

1860年代にラウンジ・ジャケットを基に、ジャケット、パンツ、ベストが同色、同柄、同素材の組み合わせの物がイギリスで誕生します。

 

その名称が、「jacket」の代わりに一揃いを意味する「suit」が使われ

 

「ラウンジ・スーツ」と呼ばれました。

 

これが、現在のスーツの起源とされています。

 

引用:http://rrr00129.blogspot.com/2011/11/coming-soon.html

 

一揃いは、スコットランドの農民の作業着が着想を得たと言われています。

 

そのため、当初は室内着とされていましたが、19世紀後半のファッションリーダーであった、エドワード7世が好んできていた事もあり、広く認知されるようになりました。

 

引用:https://ameblo.jp/sotajapan/entry-11617254989.html

 

スーツの歴史~19世紀末~20世紀初頭~

 

この年代から「ラウンジ・スーツ」がビジネスウェアとして活用され始めます。

 

取り入れ始めたのは、ヨーロッパ諸国ではなくアメリカが最初だとされています。

 

形状も現在のような襟型になり

 

パンツのクリースや裾のダブル処理が頻繁にされ始めたのは、この頃からとされています。

 

それまで準礼服兼ビジネスウェアとして活用していたモーニングが、正礼服に昇格したのに伴い

 

ラウンジ・スーツが世界的に広まっていきました。

 

現在のようなスーツの価値観が生まれたのは、この時代からだったと言えます。

 

スーツの歴史~1920年代~

 

この頃になるとスーツがビジネスウェアとして定着し始めます。

 

ビジネスウェアとして定着し始めた頃のスーツスタイルがこちらです。

 

引用:https://fasshongazoku.blogspot.com/2020/04/75-1920.html

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引用:https://fasshongazoku.blogspot.com/2020/04/75-1920.html

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現在のようなスーツが出来た頃のジャケットは、胸ダーツがなく、肩パットも形状を維持する程度しか入っていませんでした。

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また、シルエットは、現在のような「くびれ」などの抑揚もありません。

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現在の着こなしと大きく異なる点として

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「ボタンのとめる数」が挙げられます。

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現在、シングルのスーツの場合一番下のボタンは、閉めないのが正しい着こなしとされています。

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ですが、1920年頃は、一番下のボタンを閉めても良いとされていたそうです。

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これは、フロントカットの曲線に対し胸ボタンの位置が高く、余計なシワが入らなかったためとされています。

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スーツの歴史~1930年代~

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1930年代に入ると、仕立ての進化や見栄えの美しさという部分がフューチャーされ始めます。

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1920年代には見られなかった、ジャケットの胸ダーツが付き始めるのはこの頃からです。

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胸のダーツは

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もともとは胴周りのダブつきの解消と、肩以外への重量分散を狙った着心地改善が目的の手法でしたが

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その副作用として、胴周りのくびれ胸周りの立体感とのコントラストがきれいなシルエットを演出するようになりました。

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引用:https://jasuratome.blogspot.com/2020/03/1930.html

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また、肩パットの形状・厚み・処理の工夫を通じ肩周りにも様々な技法が登場し始めます。

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パンツの腰回りにプリーツ(タック)が付いたものもこの年代からです。

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引用:https://jasuratome.blogspot.com/2020/03/1930.html

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引用:https://jasuratome.blogspot.com/2020/03/1930.html

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こちらも本来は歩きやすさと下腹部の出っ張りを隠す目的でしたが

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折り目を美しく出しやすく、見た目も美しくなることから、普及していきました。

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スーツでお洒落を楽しみ始めたのは、この頃からだったのかもしれませんね。

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スーツの歴史~1940年代~

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1940年代は、第二次大戦という時代背景もあり

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20世紀の中で最も構築的なシルエットで「力強さ」が全面に出ているのが特徴です。

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ジャケットは分厚い肩パッドで厚く盛り、怒り肩的な大きな肩周りに仕上げ逆三角形型シルエットに仕立てています。

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また襟幅も非常に太く。またトラウザーズも股上が深く全体的に太くなっています。

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引用:https://digitalcollections.nypl.org/collections/newest-styles-for-men#/?tab=about&scroll=3

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物資不足の中でも、強く頑張って生き抜きたい姿勢がシルエットや仕立てで表現されています。

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このような時代背景のため

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生地や裏地は簡素で質感の粗いものが多く、また明るい色味のものでも印象が暗くくすんでいるものが圧倒的に多かったそうです。

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また、ベストは、生地の無駄使いとみなされ、この頃からベストの省略化が広まり始めます。

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スーツの歴史~1950年代~

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1950年代は、第二次大戦の混乱が終わり、シルエットやディテール共に現在のスーツに近しいスタイルになってきます。

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20世紀のスーツ史の中で

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ジャケットやパンツのシルエット、肩パッドの厚みや肩回り、襟幅など

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全てが一般的(普通)な仕様のスーツと言えます。

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引用:https://danshi-senka.com/archives/1758

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引用:https://inleaguercd.org/54/1950-2/

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この時代から、スーツが近代化が急速に進み

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ベストの省略が定着し

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ヨーロッパのビジネススーツにも、ジャケットの後ろに付く「ベント」が付き始めます。

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引用:https://perfect-s.com/announcement/detail/0000000000000067

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また、パンツの固定方法も

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サスペンダーからベルトに移行し

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パンツの前立ても、ボタンフロントからジップフロントが主流になり始めました。

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スーツの歴史~1960年代~

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1960年代は、アメリカのアイビーやイギリスのモッズと言った若者のカルチャーを受け

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スーツのスリム化がより進みます。

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引用:https://tailorgrand.at.webry.info/201011/article_1.html

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引用:https://tailorgrand.at.webry.info/201011/article_1.html

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ジャケットのシルエットは細身のボックス型で、肩周りはコンパクトで襟幅も細くなりました。

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また、Vゾーンが狭く、胸ボタンの位置も比較的高く

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トラウザーズも股上も浅めで、全体的に細いシルエットとなりました。

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この頃になると生地にも進化が見え始めます。

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ナイロンポリエステル等の合成繊維が生地や副資材に本格的に使われ始め、染料の進化で色出しが鮮やかになるなど、科学技術の進化に影響を受けるようになりました。

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スーツの歴史~1970年代~

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この頃は、ヒッピーなどのカルチャーやパリのデザイナーズブランドの影響を大きく受け、デザイン性の高いスーツが多いのが特徴。

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ジャケットは、極端なコンケープショルダーでタイトな肩周りで襟幅は太く、激しいくびれから末広がりに裾へ向かっているのが主流。

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パンツは裾に向かって広がるフレアードシルエットが主流でした。

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また、生地も色柄や発色が良い物が多く、こちらもカルチャーの影響を大きく受けています。

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引用:https://i.pinimg.com/736x/89/7d/96/897d96b71c02397dd0b225689d6aaa45

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スーツの歴史~1980年代~

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1980年代は、全体のに「丸み」のあるシルエットで、ボタン位置やゴージラインなどが低い位置に設定されており、重心の低さが特徴的です。

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引用:https://jp.wsj.com/articles/SB11920364258490754648804580309801755733476

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この頃から、イタリアの「柔らかいスーツ」が注目されはじめ

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ジャケットの肩周りは厚く広いものの、肩パッドは敢えて婦人服のそれと同様の柔らかいものを用いることで柔らかさや丸みを演出しています。

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引用:https://jp.wsj.com/articles/SB11920364258490754648804580309801755733476

  

ゴージラインや胸ボタンの位置も低く、とてもクラシックな雰囲気です。

 

また、トラウザーズの股上は深く、プリーツを多く深く入りモモ周りにゆとりを持たせながらも、裾に向かってテーパードしていくシルエット主流となりました。

 

スーツの歴史~1990年代~

 

この頃になるとイタリアスーツの人気がより一層加速します。

 

日本でもクラシコイタリアブームがあり

 

イタリア物のアイテムに注目が集まりました。

 

 

この流れは、スーツのカジュアル化の流れに

 

より軽くリラックスして着られるイタリアのスーツがマッチしたからだと考えられます。

 

スーツの歴史~2000年代以降~

 

2000年代に入ると、今まで以上にタイトなシルエットになり始めます。

 

 

加えて、スーツのカジュアル化が進みノーネクタイが急激に普及していきました。

 

日本でもクールビズが普及し、今やネクタイを着用しいる人達の方が少ないかもしれません。

 

このように、オフィスカジュアル化が進み、現在では、スーツの在り方が変化し始めています。

 

これからは、スーツを「仕事でただ着る物」ではなく、自己を表現したり相手に敬意を表したりといった、何かを表現するためのツールに変化していきそうです。

 

まとめ:クラシックファッションはいつの時代もかっこいい

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

スーツは時代の流れによってスタイルが変わっていますが

 

いつの時代のスーツを見ても、かっこいいですよね。

 

昔のコーディネートの写真を見てみても

 

カッコいいスタイルが多く、今見ても勉強になります。

 

これが「クラシック」=普遍的なスタイルと言われる由縁なのかもしれません。

 

このブログを見て、より深くスーツのことが知りたいと思った方は

 

以下の書籍を読んでみて下さい。

 

 

 

ここでは書ききれなかった、興味深い内容が沢山書かれていますよ。

 

日々のコーディネートも載せているので、インスタのフォローもよろしくお願い致します。

 

 

それではまた。

 

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